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2013年12月26日木曜日

NAS上の可変サイズVHDで不具合発生

パソコン入れ替え用として、可変VHDに共有フォルダを作成した。

設定後、サーバの負荷が高くなり、ファイルサービスとディスク管理サービスが停止した。

VHDの切断を、ディスク管理(diskmgmt.msc)から行おうとしたが、アクセスを拒否され、コマンドプロンプトから、diskpartを実行するも、途中で停止し、完了できなかった。そのため、サーバをシャットダウンした。

VHDを保存しているNASのLANケーブルを抜き、起動した。少し時間はかかったが、無事起動し、復旧できた。

当該VHDファイルを自分のローカルマシンで接続し、中身を確認しようとしたところ、「このバージョンではこのファイル形式のバージョンはサポートされません。」と表示され、接続できなかった。
一度ローカルにダウンロードし、再度接続すると、マウントはできたものの、参照しようとすると、フォーマットするか聞かれた。

調べたところ、下記のページを発見した。

ファイルサーバー上にあるVHDとのネットワークが切れると、VHDが読み込めなくなる。
http://social.technet.microsoft.com/Forums/ja-JP/f3a958be-2ea1-4d95-a092-bbe0f0e30ad7/vhdvhd?forum=windowsserver2008ja

どうやら、NAS上でVHDを運用する時は、可変サイズではなく、固定サイズで運用した方が良いようだった。

固定サイズのをマウントし、共有フォルダを設定しているが、今のところ、特に使ってないからか、問題は起きていない。

しかし、誰かさんが100MBもするPSDファイルを平気で保存しているから、いろいろ考えなくてはいけなくなる。

残りの空き容量が、2-3ヶ月で、40GBくらい減ってるし。困るなぁ。


< 参考>
NAS上のVHD(仮想ディスク)をファイルサーバのストレージとして使う。
http://tipslinks4me.blogspot.jp/2013/12/nasvhd.html

仮想ディスク(VHD)のコマンドでのマウントの方法
http://tipslinks4me.blogspot.jp/2013/10/vhd.html

2013年12月20日金曜日

NAS上のVHD(仮想ディスク)をファイルサーバのストレージとして使う。

以前記事にしたNAS上にVHDファイルを作り、それをファイルサーバのストレージとして使う方法について、実際に使う日が近づいてきた。

パソコンの入れ換えが多分30台くらいあるので、一時保存場所を用意しなくてはならない。
通常のストレージは、残り160GBしかないので、パンクしかねないため、NAS上のVHDに保存してもらうつもり。
実験的要素が大きいが、やってみる。一応、NASはRAID10を組んである。

2013年11月18日月曜日

Powershell でのローカルユーザーをローカルグループに追加する方法

Windows Server 2008 R2 ローカルユーザーをPowershell でローカルグループに追加する方法を覚えたので、メモ。

Powershell を起動し、下記の通り入力

net localgroup グループ名 追加したいユーザー名 /add

グループ名は日本語でもOK。ユーザー名の間にスペースを入れれば、複数ユーザーを一括登録することができる。

ちなみにグループのメンバーを見たい時は下記の通り入力する

net localgroup グループ名

2013年11月6日水曜日

ファイルサーバでのフォルダ単位のアクセス制限

今までのアクセス 制限の設定方法より、簡単な方法に気づいたので、メモ。

A Folder
├B Filder
├C Folder
├D Folder
└E Folder

上記のようなある共有フォルダに対して、親であるA Folderにアクセス制限を設定すれば、通常は子孫にも継承される。つまり、A Folderにアクセスできる人は他のBからEまでアクセスできる。

例えば、Eにアクセスできる人のうち、あるアカウントだけアクセスできないようにしたいとする。
この場合、今まで親からのアクセス権の継承を削除して、最初からアクセス権を設定していた。これだと、アカウント数、グループ数が多いほどめんどくさい。

しかし、アクセス権は、許可よりも拒否が優先されることを利用すればよい。
親からのアクセス権の継承を削除せずに、アクセスさせたくないアカウントを個別に追加し、拒否にすればいい。そのアカウントは許可と拒否の両方にチェックが入るが、拒否が優先されるため、アクセスできない。

2013年10月2日水曜日

仮想ディスク(VHD)のコマンドでのマウントの方法

仮想ディスク(VHD)は、サーバを再起動した場合などは、自動でマウントはされなかった。
そのため、下記の方法でスクリプトを組み、タスクスケジューラーで起動時に実行するようにした。


  • cmdで、diskpartを使う。
  • 以下の内容をテキスト形式で適当な場所に保存し、スクリプトを作る。
select vdisk="VHDファイルの絶対パス"
attach vdisk

  •  タスクスケジューラーで、プログラムの欄で、cmd.exeを参照して選択する。
  • 引数に下記を入力する。
diskpart /s スクリプトファイル(テキスト)の絶対パス
*ただし、上記の方法でうまくいくのは、以前にVHDファイルをマウント、ドライブレターを割り当てて、使えるようにしている場合のみ。

*参考にしたのは下記のページ。
 仮想ディスクをコマンドラインから作成・管理する(@IT)
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/1267vdisk/vdisk.html

2013年9月27日金曜日

NASの共有フォルダに、VHDを作成する

ファイルサーバで、空き容量が一気に40GBほど減っていたので確認してみたら、動画ファイルが新しくたくさん保存されていた。イベントや会議の動画だった。

確かにそういうニーズがあるのは理解していたが、今のファイルサーバにはそういうニーズのための場所は用意していない。というのも、動画や画像はすぐに肥大化するので、黙ってた。でも、自分の部署にはちゃっかりNASを用意していた。

でも、勝手に数GBのデータをがんがん保存されては困るので、用意することとした。
しかし、現在のファイルサーバには、動画とか写真のデータを保存する容量がない。
そこで、次の方法を考えてみた。

  • NASに専用の共有フォルダを作り、サーバからDFSリンクを作る。

これが1番簡単かと思われたが、下記の問題によりやめた。
  • アクティブディレクトリを導入していないため、ファイルサーバとは別にNASでアカウントを設定しなくてはならない。
  • シャドウコピーが使えない。
  • ファイルサーバリソースマネージャーのような機能が使えない。
従って、次の方法をとってみることにした。

  • NASに共有フォルダを作り、そこに仮想ディスク、VHDファイルを作成し、ファイルサーバでマウントして、そこにファイルサーバで共有フォルダを作る。
とりあえず、物理ディスクと同じようにマウントできたけど、果たして負荷的に大丈夫なのだろうか。完全に実験である。

2011年9月8日木曜日

Win Server 2008 R2でのローカルユーザーアカウントの登録

職場で、流れで素人なのに構築と管理をすることになったWindows Server 2008 R2での、ローカルユーザーアカウントの登録方法について。

職場は、ICT関係ではかなり遅れているので、Active Directoryは導入していない。今、構築中のサーバー(ファイルサーバーのみ)は部門サーバーなので、下手にActive Directoryを導入すると、全体で導入する時に非常に手間がかかるらしいので、今回は導入しない。
つまり、ユーザーアカウントはローカルで作ることになる。

Active Directory だと、一遍に登録するツールがあるらしいけれども、ローカルだとそういったツールはないみたい。
調べた結果、PowerShellを利用することに。
CUIって、コマンドプロンプトの基礎中の基礎をほんの少しだけ知っているという程度なのに。

PowerShellで登録するコマンドは、次のものを使う。

net user アカウント名 パスワード /add
気をつけなくてはいけないのは、スペースは半角。
ユーザーに勝手にパスワードを変えられたくないので、次のようにする。

net user アカウント名 パスワード /add /passwordchg:no
それで、管理ツールのユーザーで説明部分に氏名が入っていた方が、便利そうなので、次のようにする。

net user アカウント名 パスワード /add /passwordchg:no /comment:氏名
そんでもって、フルネームも入っていた方が個人的に気持ちいいので、次のように。

net user アカウント名 パスワード /add /passwordchg:no /comment:氏名 /fullname:アカウント名
これで、アカウント名とパスワード、氏名を登録できる。

これをメモ帳などで、必要なアカウント数の分だけ 1行ごとに書いて、.ps1という拡張子で保存する。でも、人数が多いと面倒なので、他の人に氏名とアカウント名だけエクセルに入れてもらって、それにランダム生成したパスワードをくっつけて、上記のコマンドになるよう関数でくっつける。くっつけてできたものだけにして、一度CSVで保存して、拡張子を.ps1に変える。

後はPowerShellで、この.ps1ファイルを実行すればOK。