2011年9月8日木曜日

Win Server 2008 R2でのローカルユーザーアカウントの登録

職場で、流れで素人なのに構築と管理をすることになったWindows Server 2008 R2での、ローカルユーザーアカウントの登録方法について。

職場は、ICT関係ではかなり遅れているので、Active Directoryは導入していない。今、構築中のサーバー(ファイルサーバーのみ)は部門サーバーなので、下手にActive Directoryを導入すると、全体で導入する時に非常に手間がかかるらしいので、今回は導入しない。
つまり、ユーザーアカウントはローカルで作ることになる。

Active Directory だと、一遍に登録するツールがあるらしいけれども、ローカルだとそういったツールはないみたい。
調べた結果、PowerShellを利用することに。
CUIって、コマンドプロンプトの基礎中の基礎をほんの少しだけ知っているという程度なのに。

PowerShellで登録するコマンドは、次のものを使う。

net user アカウント名 パスワード /add
気をつけなくてはいけないのは、スペースは半角。
ユーザーに勝手にパスワードを変えられたくないので、次のようにする。

net user アカウント名 パスワード /add /passwordchg:no
それで、管理ツールのユーザーで説明部分に氏名が入っていた方が、便利そうなので、次のようにする。

net user アカウント名 パスワード /add /passwordchg:no /comment:氏名
そんでもって、フルネームも入っていた方が個人的に気持ちいいので、次のように。

net user アカウント名 パスワード /add /passwordchg:no /comment:氏名 /fullname:アカウント名
これで、アカウント名とパスワード、氏名を登録できる。

これをメモ帳などで、必要なアカウント数の分だけ 1行ごとに書いて、.ps1という拡張子で保存する。でも、人数が多いと面倒なので、他の人に氏名とアカウント名だけエクセルに入れてもらって、それにランダム生成したパスワードをくっつけて、上記のコマンドになるよう関数でくっつける。くっつけてできたものだけにして、一度CSVで保存して、拡張子を.ps1に変える。

後はPowerShellで、この.ps1ファイルを実行すればOK。

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